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2016年 03月 07日
東京に行った日(村上隆編)
東京に行ってきました!
目的は村上隆の展覧会を見る事でした。
森美術館の展示と、横浜美術館のコレクション展がメインで、その他行ける所は沢山行こうと思っていました。
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まず1日目。
電車で行くか飛行機で行くか迷い、結局いつもの電車での旅になりました。
朝5時前の始発を目の前で見送ってのスタート。。。
次の便で小倉まで。小倉から新幹線で東京まで。
東京に到着したのが昼12時頃。
そこから横浜へ。。。引き返すかたちになってしまいましたが。。。
『松井冬子展』以来の横浜美術館。
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『村上隆のスーパーフラット・コレクション ー蕭白、魯山人からキーファーまでー』

すごい。

美術館に入ってすぐチケットを買う前から入り口のフロアにでっかいコレクション作品が丸見え。
そして驚いたのが1点を除く全ての作品が撮影OKという事。学芸員に2回確認してしまいました。
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彫刻やら映像やら絵画やら、ありとあらゆる作品が展示、、、というか並べられているだけというか。。。
一点一点がパワーあって、本来ならばじっくり立ち止まって鑑賞する作品なのですが、完全に鑑賞する感覚が麻痺してしまいました。

僕の好きなKAWSも、こんなに接写して大丈夫。
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好きな作家の作品はじっくり見てしまいます。
KAWSも、ジェームス・ジーンも間近で見れて良かったです。

鑑賞しながら思ったのは、「これら全てを村上隆さんが購入したのか、、、すごい。。。」
それと同時に「アホや、、、」です。それは本人も自覚されていて、展示の最後の本人の挨拶文に書いてあります。
アホとは言ってしまいますが、自分よりも年下の若手の作家の作品も購入(認める)する姿勢は偉いと思いました。僕もお金があれば、欲しい作品はいくつかあります。

さて、膨大なコレクションを見て呆気に取られて、満足しそうになりましたが、本命の『村上隆の五百羅漢図展』へ。
その前に、一箇所寄った場所がありますが次の記事で紹介します。

寄り道したりご飯を食べたりして夜になってしまいました。
しかし、3月4、5、6日の3日間は「Last Weekend Special」という事で、早朝から深夜までのオープンでした。僕が行った土曜日は朝8時から深夜1時までのオープン。
会場の六本木ヒルズに到着したのが夜10時前。
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夜10時なのに入館まで10分待ち。
混んではいませんでしがた、お客さんは多かったです。
ここでも驚いたのが、全作品撮影OKという事。ツイッターやインスタグラムでシェアして欲しいとのこと。正に現代の作家。村上さん本人もこれらのSNSを活用していますし。
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まず出迎えたのが村上隆ロボット。
目や口が動き、般若心経(村上流ショートカットバージョン)を唱えるというもの。

感想は、、、

すごい。

ごめんなさい。

参りました。

です。
パーフェクトでしょう。スキが全くありません。
100mもある作品を遠くから見ても見応えありますが、間近で見ても手を抜いた部分がありません。
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見たかったものがほとんど見れた感じです。

まあ、村上隆の作品展ですが、全て村上さんが手描きで描いたのではなく、核になるもの以外をスタッフが制作して完成されたものです。また、絵画ではありますが、ほとんどがシルクスクリーンによる表現です。

もう、絵のどの部分が面白いとか、本来見るべき絵の表面的な部分ではなく、技術面ばかりを観察してしまいました。

またここでも感覚が麻痺。

超すごい技術を使った作品群なのですが、それが当たり前のレベルに思えてきました。

「何も言えねえ。」でした。

鑑賞してやる気が出たのかな、、、敗北感が強いかな、、、
まあ、やる気は出ました。

ネット上ではアンチがいて、アンチのツイートをわざわざリツイートしていますが。。。
昨日、入場者数が31万人を超えたそうです。
展覧会の終わりには村上さん本人が来て、お客さんが購入したグッズにサイン、集合写真撮影をしたみたいです。うらやましい(笑)。

兎に角、行って良かったです。


因みに、村上隆さん好きです。彼の作品にはカラーハーフトーンの表現(無数の点)が多様されていて、僕も手書きで表現していますけど、僕は2006年くらいから取り入れていますからね(笑)。
それだけ主張しておきます(笑)。
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by ymtdsk | 2016-03-07 23:39 | 芸術 | Comments(4)
Commented by dezire at 2016-03-19 09:30 x
こんにちは。
私も村上隆の五百羅漢図展を見てきました。作品のスケールが大きいだけでなく何層にも刷り重ねられた色彩感と密度。羅漢たち異形の霊獣たちは昔の五百羅漢的なものからアニメ的なイメージも入り交じり、膨大な視覚情報の嵐に圧倒されました。画結局何を描きたかったのかはわかりませんでしたが、巨大な画面から伝わってくるオーラに私の五感が共鳴してきて、画家の意図が分らなくてもアート鑑賞を楽しめる、まさに減退アートとはそんなものだと村上隆の作品を見て感じました。

画家の意図を理解するアートから五感で感ずるアートに変革した、美術史に巨大な足跡を残した巨匠画家についてレポートしてみました。現代絵画やアートを理解する上でご参考になると思いますので、ぜひ覗いてみてください。
Commented by ymtdsk at 2016-03-20 18:33
>dezireさん

コメントありがとうございます。
コメント嬉しいですが、気づいてしまいました。。。
dezireさん、色んなブログへコピペでコメントされていますね。だから、僕の記事にも同じ文章のコメントが3件も。「村上隆」「五百羅漢図展」などでヒットした記事にコメントされたのでしょう。しかも、他のブログへのコメントでも「現代アート」を「減退アート」と謝って貼り付けられていますよ。
ご自身のブログへのお誘いの戦略でしょうけど、同じ文章が自分のブログに3件も書かれるとスパムの様に見えます。
それに気づいてしまいました。。。
それがなければ、美術史が好きでブログにまとめられている良い趣味をお持ちの方だなと思っていたのに残念です。

またコピペではないコメント頂けたら、ブログの方へ拝見しにいきます(^ ^)
Commented by tesh at 2016-06-15 22:55 x
こんばんは。
僕はカタールのドーハで村上隆の五百羅漢展がされた時に行ってきました。
あれは大きすぎて日本には持ってこれない、と聞いたのでわざわざ1泊4日の強行で行ってきたというのに。。。でも東京でやると聞いた時は悔しいというよりも「また観られる!」という思い出一年楽しみにしていました。
東京で観た感想は、ドーハとは全く違う展示のされかたと、日本語の説明付きだったので、また違った感じでした。
入ってすぐのところには、最新作もあったようですが、村上さんはどんどん突っ走っていますね。
(同じことを最近の山口晃にも感じます。)
Commented by ymtdsk at 2016-09-04 19:40
>teshさん
遅くなりました。
ドーハまで行かれたんですね!あの時は村上隆の個展という事で、海外まで行きたいと思いました。
でも日本でやってくれましたね。
制作過程やスタッフへのダメ出しまで公開するのは、流石でしたね。
今回の展覧会を見た感想は、ブログにも書いてますが「参りました」です。それに尽きます。。。


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