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2015年 09月 13日
田中愛理展を見た日
もう一ヶ月以上前に開催された展示の事ですが・・・

田中愛理展「categorize : 他者に向けてのパースペクティブ」を見ました。
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僕は絵画の人間なので、インスタレーションやパフォーマンスは苦手な方なのですが、興味深く見る事ができました。

メインの作品は、人間二人がアクリル板を挟んで向き合い、アクリル板に塗られた物を舐め合う姿を撮影した映像でした。
男同士、女同士、男女とパターンがあり、向かい合って舐め続ける映像。
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不思議です。シュールです。
しかも、知り合いが登場しているのでニヤニヤしながら見てしまいました。

僕が男だからか・・・僕だからか・・・エロだと思いました。
舌を出して舐める行為って、日常的ではないと思いますし。。。
真っ先に思い出したのが小林よしのり作のお下劣漫画『おぼっちゃまくん』のワンシーンでした。
ヒロインの女の子が、クラスの男子とガラス窓越しのキスをしてあげるというシーン。
ヒロインの子は、クラスの男子達が自分とキスをしたいという事を知っていてキスしてあげるが、ガラス越しというしたたかな感じ。たぶん、全巻通して一度しか出てないシーンだと思いますが、心に残っているのです。
そういう記憶に繋がったりして、エロだと思いました。
エロなのにアートというオブラートに包んで発表しているのだと思いました。

しかし、違いましたね。

田中さん本人は1mmもエロだと思わず構想したとのこと。

「息」と「唾液」を「痕跡」として捉えていて、それらを通して形成された人間のコミュニケーションを作品にした。という事でしょうか。

それにしても、このアイデアのインパクトが大き過ぎだと感じました。
強烈だと思います。
そのお陰でコンセプトがなかなか入ってきませんでした。




そんな事を言っても、アートに正解も不正解も無いですし。
「こうした方が良い」とも言いたくないですし、僕も言われたくないですし。

エロ、面白さ、シュール、汚さ・・・
色々考え過ぎて何度も書いて、何度も消して、浅いレポートになりましたけど。
重要な事は本人に直接話していますし、こんなレポートにしておきます。
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by ymtdsk | 2015-09-13 23:35 | 芸術 | Comments(0)


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