2014年 10月 05日
リリースされて時間が経過していますが、AKLOのセカンドアルバム『The Arrival』を購入しました。 The Arrival feat. JAY'ED この一発目でやられました。フックが『Ready or not here I cme』のアレンジ。Fugeesが好きで聞いていた僕は反応してしまいました。(オリジナルはThe Delfonics) この曲は前回のファーストアルバム『The Package』の印象的な部分を抜粋して集めたメガミックスの様な曲だと思います。 Break the Records 2曲目から攻めの曲です。AKLOお得意のTOGARIな曲です。「Call me Mr.Nice watch 2:50 江頭」がニヤニヤできる歌詞でした。 フックの「このcrazyなworld」という部分を聞いて、今でもAKLOはそう思っているのかと思って、僕もそう思っていた頃を思い出しました。トラックはトラップ要素が入っていて好みです。後半に「こんなシーンを待ってたぜ!日本語Rap!」という台詞が入った後にガラッと曲調が変わります。後で分かったのですが、その声は『さんぴんCAMP』の時のMuro氏の声とのこと。最先端な日本語ラップをしながら、しっかりと温故知新であります。 AKLO "Break the Records" NO x 3 「誘惑だらけのこの世界で・・・」から始まる曲。攻める為に「NO」と断る力を歌った曲。 フックの「悪いが誰にも邪魔させないぜ」という部分が良いですね。 トラックは地味で少し重め。 Turn Up トラックは少しアッパーになります。ハスラーな生活を歌った曲です。「足下はNIKE ID」という具体的な部分に反応してしまいます。 RGTO feat. SALU, H. TEFLON & K DUB SHINE このアルバムのメインディッシュの様な曲です。SALUやH.TEFLONくらいと一緒に曲を作るのは珍しくないと思いますが、キング儀ドラのK DUB SHINEが参加している事に驚きました。以前K DUB SHINEのリミックスにAKLOが参加した繋がりだと思います。 PVが面白いです。お気に入りの歌詞は「「Hot な Verse ?」 Like タイカレー」ですね。僕がカレー好きなので(^ ^) AKLO "RGTO" feat.SALU, 鋼田テフロン & Kダブシャイン 時限爆弾 ベースミュージック直結のヒップホップトラック。 ジワジワ攻める様な曲です。兎に角「時限爆弾」というフックが印象的。 Butterfly 明るめなトラップ調トラック。女の子の事を歌った曲で、昔の『Player』という曲を思い出します。 「短い間に Fall In love してMorning Call の後」という歌詞の部分が超滑らかで好きです。 I Don't Care Feat. Crystal Kay Cristal Kayまで参加。「気にせずに、やればできる」という様な歌詞で「バカにした奴ら尻目に 今はど派手にセレブレイティング」なんて、ここまで上り詰めたAKLOだから説得力のある歌詞です。 ZUWAI 「孤独なPLAYER」というサンプリングループが印象的なこの曲も彼の人生を歌った様な曲です。 シリアスなんですけど、「伊佐坂先生みたいにギリまで書く原稿」なんて歌詞もあり、ユーモラスな部分も少しだけ入っています。 Catch Me If You Can Feat. KREVA キック・ザ・カンクルーのKREVAが参加。以前KREVAの曲に参加ていたので、今回は逆にAKLOの曲に参加。キングギドラの曲でK DUB SHINEから「感狂う」と言われた、そのK DUB SHINEと一緒のアルバムに収録されているのが何か面白いです。(ミーハーな見方) BGM これも女の子(彼女)の生活を歌った曲で、前回のアルバム収録曲『FOOT PRINT』の後の『THE LADY』の続きと思っても良いでしょうか。面白いですね。 Blind アルバム最後の曲も彼の生き方を表現した様な曲です。 Break the Record Remix feat. KOHH & 漢 特典CD収録曲です。リミックスなんですけど、トラックも新しくラップもレコーディングし直しています。 KOHHは常にボコーダーのかかった声。漢は・・・というか、MSCのMC漢が参加している事に驚きです。 このアルバム、期待以上の出来でした。 ◇ その逆で、期待しまくっていた為ちょっと残念だったのがコレ。 APHEX TWINが13年振りにリリースした『Syro』。 APHEX TWINは好きです。 僕自身も影響を受けていますけど、リリース前に超期待してしまったんです。。。 『Richard D james album』『Windowlicker』『Druqs』と続いて「次はどんな奇抜な曲を持って来たのか?」なんて期待し過ぎました。 以前リリースした様な「世界を変えた音楽」では無く、流行等一切考えていない「Aphex Twinが作った曲」でした。 ドリルンベースの様な超複雑なビートの曲は少なく、アシッドテイストの曲多めでした。 以前の曲はコレ。 Monkey Drummer - Chris Cunningham + Aphex Twin これ以上の、どんなもの凄い曲が入っているのかと期待してたんですけど。 新作はコレ。 Aphex Twin - minipops 67 [120.2][source field mix] まあ、悪くはないですけど。
by ymtdsk
| 2014-10-05 02:08
| 音楽
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