YMTDSK BLOG
2015年 07月 03日
北村直登展を見た日
気付いたらほぼ一ヶ月更新していませんでした。

今更ですが、アートプラザで開催されていた『北村直登展』の感想を。。。

ドラマ『昼顔』のアートワークでお馴染みの彼です。
地元大分では、(もう?)有名な絵描きだと思います。
彼の作品を一言で表すのであれば、「動物を中心としたモチーフを色鮮やかな色彩と大胆なタッチで表現した作品。」とでも言うのでしょうか。

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メインはキャンバスに描かれた絵画作品でしたが、立体作品や映像等もありました。
そして、公開制作ブースもありました。

ここからは僕の考えですが・・・
彼にとって、「絵」は「彼の表現」であるのですが芸術ではなく「商品」。
描く事が収入源であり、仕事である。(実際にそうです)
その為、売れない(好意を持たれない)ような表現は遠回りになる為していない気がします。それに近い事は雑誌のインタビューで昔から言っていました。
この展示も、今後の販売の為のプロモーションだったと思います。

そう考えて見に行ったので、僕が注目したのは「展示の方法」や「量」でした。
実は作品自体には期待していませんでした。(ほぼ毎日ネットで作品を目にしているからかもしれません)

しかし、面白い作品がいくつもありました。
北村アートは、「かわいい」「かっこいい」「きれい」等がウリだと思いますが、実験的な作品が幾つもありました。
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この作品。線を見ると馬を描いている事はわかりますが、色の着け方のアバンギャルドなところが良かったです。

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これは、もっと色面を利用した抽象画寄りの作品になっています。

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これはまともな方ですが、背景が透けて見える様な表現をしているところが面白いです。

(美術の作品展示を見る時には、刺激を求めて見ているので、こういう意外な作品に注目してしまうのです。)

結局、奇抜な描き方をしても、最終的には北村アートになっているんです。

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こういう構図や色等がキメキメでしっかりした作品も勿論ありました。

本人は「新しい表現方法で制作しよう」なんて考えて描いていないと思います。(たぶん)描いて行くうちに自然に生まれた表現だと思います。
という事は、長年見続けている人も飽きさせない絵描きになっているということですかね。

『昼顔』に関わった影響でしょうか、今まであまり見なかった家族ではない人物画やヌードも展示されていました。

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会場を壁沿いに歩いて最後に辿り着いた壁には、家族を描いた作品群。

とてもピースフルな展示だったと思います。
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by ymtdsk | 2015-07-03 01:58 | 芸術 | Comments(0)


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